定年を間近に迎えてすぐには年金を受け取ることができないことは分かっていて、退職金も受け取れますが今までの生活をしていると年金を受け取るまでは退職金が完全になくなってしまうことは容易に計算できたので定年しても休む暇なくすぐに再就職して働き続けなければいけないことは覚悟していました。
同期と久しぶりに飲みに行くとその話題になりましたが、私以外はきちんと定年後のことを考えていて一人は亡くなったお父さんから相続した土地があるので退職金とこれまで貯めたお金でそこにアパートを建設して老後を優雅に送ると言っていました。

私は家にどのくらいの貯金があるのかも理解していなかったし、相続した土地も持っていないのでただ羨ましい話だと思いながら家に帰って妻にそのことを話すと、新築でアパートを建てるのは無理でも中古なら貯金と退職金で何とかなるのでは？と言い出して家の貯金額を聞いて驚きました。
妻は自分のヘソクリとしても密かにかなりのお金を貯めこんでいて、安く土地を買えば新築も夢ではないと思いましたが、早速次の日から予算を決めて物件探しをはじめると、日野市に良い物件が見つかりました。