アパートやマンションの部屋で孤独死すると、ほとんどのケースで発見が遅れ遺体が腐敗してしまいます。
人間の身体は腐敗が進むと死臭を発生させ、腐敗した体液が流れ出してしまいます。体液が床や壁などの染み込むと臭いが残ってしまい、それを長期間放置していると、死臭が残り続けるだけでなく、床材や壁紙なども腐敗させてしまうこともあります。
死臭や体液をしっかりなくするには、そのノウハウを知っているプロに依頼する必要があり、知識のない遺族などが清掃をすると、感染症にかかってしまうリスクもあります。
孤独死や事故現場など人が亡くなった現場に、何の知識もない方が不用意に入室するのはとても危険なことなのです。孤独死を早期発見して、見た目では被害が少ないから自分たちで掃除しようと考える遺族の方も少なくないようですが、それは避けた方がよいといえます。
プロに特殊清掃を任せなかった場合や特殊清掃自体をしないと、後々大きなトラブルに発展する可能性を高めてしまいます。
事件後に部屋を借りた住人とトラブルになるケースは多く確認されています。死臭はそのときは取り除けたと思っても、入居後に再び発生することがあります。腐敗体液の臭いは簡単な清掃では取り除くことはできません。
適当な清掃をして部屋を貸し出してしまうと、最悪裁判などに発展する可能性もあるため、特殊清掃業者に依頼して完璧な状態に復帰さけなくてはいけません。
死臭はとても強烈で、きちんと清掃しないと近隣住人とのトラブルにつながることもあります。近隣住民が安心して暮らせるようにするためにも、特殊清掃業者に依頼しましょう。