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Q

特殊清掃は何が特殊なの?

faq-visitor11 私には祖母がいて、多摩市で一人暮らしをしていましたが、先日部屋で亡くなっているのを叔母さんが発見してお葬式を終えたばかりです。
祖母は母のお母さんで、以前一緒に暮らしていた時期もあり、共働きだった両親の代わりに私と弟の面倒をみてくれて、一時期は祖母が親のような存在でした。
ということで訃報を聞いて本当に悲しくて残念な気持ちになりました。亡くなった祖母の部屋は特殊清掃業者に依頼してキレイにしてもらったと聞いたのですが、特殊清掃という言葉を生まれて初めて聞きました。
特殊清掃は何が特殊なのでしょうか?亡くなった人の部屋の片付けならハウスクリーニング業者や遺品整理業者に依頼すればよいと思うのですが、特殊清掃業者はどんなサービスを提供しているかも知りたいので、それも含めてご回答ください。
あと、やはり特殊と呼ぶくらいなのでかかる費用も高額になるのでしょうか?
yajirusi
A

通常の清掃で対応できない部屋を掃除するのが特殊清掃です

少子高齢化と核家族化が加速している中で特殊清掃という言葉が徐々に広まっている状況にありますが、特殊清掃という言葉を初めて聞くという方も少なくないようです。
特殊清掃とは、ハウスクリーニングなどの通常の清掃では汚れを落とすのが難しい部屋を掃除することです。具体的には、孤独死があった部屋、自殺があった部屋、事件があった部屋などを清掃する専門業者が特殊清掃業者です。
このような現場には血液や体液などが付着していたり、害虫が発生していたりして通常の清掃でキレイにすることは難しくなります。
孤独死などで遺体が長い間放置されていた部屋には死臭も充満していて、不用意に部屋の中に入ることには危険もあり、死臭も通常の清掃では除去できません。特殊清掃業者なら死臭などの嫌な臭いも完全に除去します。
気になる特殊清掃にかかる費用は、掃除をする範囲や必要になる清掃の内容などによって異なり、5〜70万円程度が費用相場といわれています。部分的な清掃なら数万円で済みますが、部屋まるごと清掃する場合は安くても10万円を超えるケースがほとんどです。
特殊清掃業者は、一般的なハウスクリーニングや遺品整理の他にも、遺品供養や不用品の処分にも対応しています。
遺品の供養は、基本的に合同のお焚き上げで行います。孤独死などが起こった現場には、遺品以外にゴミや不用品が大量にあって処分に困ることが多々あるため、基本的なサービス内容に含まれています。

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