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Q

特殊清掃の仕事をして精神が病むことはありますか?

faq-visitor11 大学時代に一番仲良くしていた友人から久しぶりに連絡が来て飲みに行くと、これまで勤めていた会社を辞めて特殊清掃の仕事を始めていたことが分かりました。
彼は大学を主席で卒業して、大手企業に就職していたので会社を辞めていたことだけでも驚かされましたが、さらに特殊清掃という予想もつかない仕事に就いたことはあまりにも予想外の出来事で、最初は冗談を言っているのかと思いました。
しかし、人間関係で会社を辞めた経緯と、特殊清掃という仕事に前から興味を抱いていて、いずれは自分で会社を経営したいという目的を持っていることを知り納得できました。
私も務めている会社の人間関係で悩んでいることと、特殊清掃という仕事に興味があることを伝えると、会社を立ち上げるときには協力して欲しいけど、特殊清掃という仕事はまさに特殊な仕事なので無理に転職することはすすめないと言われました。
どの辺が特殊で大変なのか聞いてみると、精神的に辛い仕事だと言われたのですが、特殊清掃の仕事をして精神が病むようなことはあるのでしょうか?特殊清掃の仕事に向いている人の特徴などがあれば、それについても教えて欲しいです。
yajirusi
A

特殊清掃の仕事で精神を病む方はたくさんいます

特殊清掃は、孤独死や自殺、事故死などが起きた現場を清掃する、人の死と直接関係する仕事であるため、精神を病む方もたくさんいるのが現実です。
さすがに現場で遺体を目にすることはありませんが、遺体があった場所を特定できる跡が残っていることは多いため、それを見て気持ち悪くなってすぐに仕事を辞めていく人も少なくないようです。
特殊清掃をして精神が病む主な原因には、死臭や血液、肉片、害虫などが挙げられます。人によってはトラウマになってしまうこともあり、仕事を辞めても普通の生活に戻るまでにかなりの時間を要している人もいるようです。特に食事の面で支障をきたす方が多いと言われています。
特殊清掃の仕事に向いているのは、精神を病む原因をきちんと理解できて、人の死に向き合える方です。亡くなった人や遺品に対してしっかりと偲ぶ気持ちを持って仕事に従事できる方は向いていると言えます。
特殊清掃の仕事はそれなりの体力も必要であるため、体力に自信がある方も向いています。
自分は平気でも、特殊清掃の仕事をしていると死臭が体に染みついてしまうこともありますので、家庭がある方は家族への影響を考える必要もあります。

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