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[遺品整理 多摩市]

2021年02月28日

遺品整理の対象エリアについて【後編】

お世話になります。
前回、遺品整理業の対象エリアについてあれこれ書きましたが、今回はその続きになります。
まずは会社所在地(拠点)がお願いしたい現場住所から離れているのにお願いして大丈夫だろうか?という事に触れます。
結論から言いますと、問題ないと思います。ここで注意がひとつ。「古物として買取・引下げができない不用品=ごみは適切に処分できるだろうか」だけです。この問題さえクリアできれば、どのような場所にある業者でも大丈夫です。但し、業者視点から言いますと、「移動距離が長くなる為、出張費・人件費・交通費等々が見えないところでかかっている場合」があるという事です。往復3時間の業者と1時間の業者では、最低賃金の確保だけでもひとりあたり2,200円以上の差が出てくるので、その分はほしいところではないでしょうか。仮にその地域で1日2現場以上作業があれば、うまく処理できる場合もあるので一概に経費が余分にかかるとも言い切れませんが、作業従事者からすると会社運営の面でも、多少は割高になる傾向はあると思います。
また、最近の傾向では、「協力体制を重視し、同業者間で提携をする」という事も多くなりました。本社拠点が東京だとしても、各地域・全国でネットワークを結ぶ企業もありますので、拠点は江戸川区でも、提携先の同業者に町田市の現場を対処してもらう、という事も割と普通にあります。
施工のクオリティの維持の為、選定された業者だけで固めるか、あるいは全国展開を視野にする為にクオリティと信用性は二の次、というリスクもあるので、なかなか難しいところもあるのではないでしょうか。専門性が高い特殊清掃関係の仕事は信頼できる協力先に依頼する事ができない事情では直接自社で遠方まで出張する業者も多いです。遺品整理特化の業者と特殊清掃も兼任する業者の数はまだまだ差がありますので、難易度が高い案件は遠方の業者に頼まざるを得ない場合もあります。当社もそうですが拠点周辺にとらわれずに施工する事も少なくありません。
多摩市についてですが、多摩市内に会社を置く遺品整理業者は実は10社もないのではないかと思います。そのうち特殊清掃・原状復旧も自社施工する遺品整理業者はおそらくフロンティア1、つまり弊社だけですが上記の通り色々な地域から出張施工する企業もありますので特殊清掃関係を特段独占しているわけではありません。
重ねて、業者選びの際はエリア外の業者だろうと法令遵守と信頼性・費用の面を見てしっかりしているかどうかが重要です。
個人的には、もし多摩市の遺品整理でお困りの場合は、地元で頑張る多摩市の業者にお願いしてほしいと思っています。






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