[まるいちブログ]

2015年11月14日

お世話になります。

主要業務ではありませんが、現在知人の独立開業のお手伝いをさせて頂いています。
内装、防災設備や間仕切り工事、看板制作、複合機やセキュリティ機器の手配を行っています。
進めていくと気付かなかった事があれこれ出てきましたが、ようやく目途が立ち、一安心です。
大きな工事の場合、「実は○○も修理しなければならないので、追加工事分も請求して良いか」という問題が出てきますが、結構ジレンマです。業種や状況にもよりますし、最適な解答は出ません。同じ会社でも担当が違うと、ばらつきが出るような問題です。
個人的には、現地見積の徹底と、予想外に発生した物については明確に説明が大切だと思います。違う業種の方からは、「ある程度多めに見積金額を提示し、実際にかかった分だけ値下げ調整を行う」というアドバイスを頂きました。これも状況にもよりますが、有効だと思います。最終的にお値引きできた方が一般のお客様からは喜ばれます。競合先（相見積もり）の金額勝負の場合は、そのやり方は選択できませんが、いつも悩む問題です。

一昨日、伊東の温泉に一泊しました。
慣れない事はしない方が良いと勉強になりました。
結局、予定調整や今後の仕掛けあれこれ考え、手帳とにらめっこし、半分仕事をしていました。素晴らしい温泉でしたが、頭から仕事の事は切り離せませんでした。
父は絵にかいたような仕事人間で、趣味を聞くと「仕事」あるいは「畑仕事」と答えます。最近判明しましたが、そのような生き方になったのは、私のお爺さんが関係しています。実際に会った事がないのでなんとも言えませんが、お酒を飲む為に不動産を手放すような積極的な無職な方だったらしく、長男であった父は責任感が強い人間になりました。そんな父を見ていると、自分も不安になります。定年後、なにをすればいいのか既にちょっと不安です。先日は本気で心配になり、役所の観光課に「趣味を見つけたいのですが…」と相談に行きました。長期取り組める事として陶芸を勧められました。なかなか親切な職員でした。興味はあります。仕事でお付き合いのある方に湯飲みや花瓶をプレゼントしたら喜ばれるかな、と頭をよぎった為、ああ、結局仕事か、仕事に結びつけるのか、頭の回路がこうなっている以上、しばらく仕事に専念しようとものづくりは諦めました。

人生は仕事だけではありません。ずっと続きます。遺伝子的に「仕事してればいいや」という姿勢なので、趣味や生きがいをこの三十代のうちに見つけたいものです。