[コラム]
2015年07月04日
コラム【自分史制作あるいはその提案】
お世話になります。
表題の件、様々なケースや手法を、書籍・ネットを通して調べています。
取材を依頼し完全にお任せするものや、原稿を書いて自費出版する形や、動画制作・アルバムのデータ化等、自分史制作といってもそれぞれです。これから新しいサービスが増えていくのではないでしょうか。
『なんでもない人生だと本人が思っても、あなたを忘れたくない人にとって最上の一冊になる』
自分史のキャッチコピーとして、非常に分かりやすいと思います。
先月、父の日でした。持病が悪化し、体調がこの頃優れません。
年齢の事を考えたら、ある程度もしもの事を想定しておかなければならないと感じました。
自分史制作と父。実のところ、父親の事がまったくわかりません。
最近になって、若い頃にスキーと競輪観戦と蒸留酒収集が趣味だった事が判ったくらいです。
「おじいちゃんの昔の話、もっと聞きたかった」という言葉を良く耳にします。
来年の父の日には、父親の辿った足跡を形に残せるものを考えたいと思います。
家族写真はその道の一歩です。今しか残せないものです。何より御手頃です。
現在の父との関係を考えると、未熟なアプローチだと拒否されます。提案でなく、ほぼ説得です。
決して仲が悪い訳ではありません。お互い気恥ずかしいので素っ気ないだけです。
尊敬してますが、日本の父と子の親交度の水準としては「並」です。
元気なうちに、そのような提案やプレゼントを両親に贈るのもいいのではないでしょうか。
品物を贈るよりもかなり照れます。自分の事を形に残したくない人も少なくないので、断られるパターンもありますが。
将来、一般化・普及化が進んで、ご先祖様の好きな食べ物も手軽にわかるようになると良いと思います。
皆様もぜひ御一考下さい。