[特殊清掃 多摩市]
2019年01月22日
特殊清掃は専門業者に
特殊清掃という言葉自体をはじめて聞く方も少なくないでしょうが、それは人が亡くなったお部屋の掃除をし、現状回復を行うことです。
それなら依頼先はハウスクリーング業者だと思う方もいるようですが、特殊清掃はハウスクリーングとは全く異なる、その名の通りに特殊な清掃です。
なぜなら、特殊清掃で最も必要とされるのは死臭、腐敗臭の除去だからです。
これらを完全に取り去るには、専門的な技術が必要になります。
目に見える体液でさえも、そこには血液や皮脂や排泄物などが混合しており、一般の家庭用洗剤では落とし切ることができません。
そもそもハウスクリーング業者が、遺体が放置されていた部屋の清掃を頼まれた場合のことを考えてみても、二つ返事でOKして、通常料金で掃除をしてもらえるわけがありませんし、実際に作業を行うスタッフがそれを引き受けるとも思えません。
またほとんど場合、遺体の周辺にはうじ虫の他にも、ハエやゴキブリやネズミが発生することもあります。
害虫は目に見えない隙間に入り込むため、たとえ一匹でも生息していると、繁殖の危険性もあり、特殊清掃には害虫駆除も必要となります。
また現場の状況によっては、リフォームや解体も必要になることもあり、そうなると建物の作りについての専門的な知識も必要となります。
多摩市周辺にも遺品整理を行っている業者は複数あって、その多くは特殊清掃を行っています。
業者によって作業の仕方や仕上がりも、清掃費用も異なりますので、もしも特殊清掃が必要になった時には、できるだけ多くの業者から見積りを取り、値段も安く信頼できるところに依頼することをおすすめします。
はじめて特殊清掃を知りました
生まれは熊本で、両親も親戚もほとんど地元にいますが、父方の叔父さんがずっと東京に住んでいて、私も大学受験ではじめて一人で上京してきた時には、多摩市の自宅に泊めてもらったことがありました。
それからもう20年以上経ち、しばらく叔父さんとも会っていませんでしたが、先日父から連絡が来て、叔父さんが遺体で発見されたから確認して欲しいということでした。
父も仕事を片付けてすぐに東京に来るとのことでしたが、結局私が葬儀の他にもいろいろな手続きを全部しなければいけなくなって、はじめて特殊清掃という作業の事も知りました。
叔父さんは数年前に離婚していて、一人暮らしをしていたそうで、心筋梗塞で自宅で倒れて、数日後に仕事関係の人に遺体を発見されたそうです。